法人化後最初の委員長を引き受けて

長谷 昭

 

 私が組合委員長になったのは20044月であり,国立大学法人化元年でした。国家公務員から非公務員化され,何も分からないままに労働三法が適用される身分になりました。私たちも混乱しましたが,それ以上に混乱したのは本部人事課です。特に改組・再編問題と労働協約の締結を巡って,今思えば茶番劇が繰り広げられ,ついには本部当局による団交拒否と,私たち組合による労働委員会への「不当労働行為救済申立」にまで発展しました。最後は和解に至ったものの,結局は労働協約は不完全なままにしか締結されませんでした。

 このように,対大学当局交渉に時間と労力が費やされたことと,私自身の力不足もあり,函館校内における諸課題への取り組みが,手薄になってしまったことが悔やまれます。

 二期目の2005年度には,学長の再々任に関わる教授会決議を成功させ,また長年の懸案事項であった組合事務室を確保するという,大きな前進がありました。しかし,組合が取り組むべき多くの課題を次期執行部に残してしまいました。

 法人化3年目となり,また改組・再編1年目の今年,大学はとにかく多忙で余裕がない状態が続いています。組合が取り組むべき課題も山積していますが,何よりも層が厚くなった組合員が力です。その力を十分に結集して,更に発展することを願っています。

 

 

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